− 第1話 洗濯指数 120% −
−愛知県 名古屋駅前 −
- 自衛官A
- 「戦車隊、駅前ロータリーに ヤツ を追い込め、そこで一気に仕留める!!」
- 自衛官B
- 「了解!!しかし、何なんだ あの 洗濯バサミの化物 は・・。」
突如、街中に出現したロボットは、街を破壊、自衛隊は それを、阻止するため攻撃を開始した。
- 自衛官B
- 「よっしゃ!!」
- 自衛官A
- 「状況終了!!」
激戦の末、自衛隊が勝利を治め、ロボットは回収された。
− 1ヶ月後 −
ロボットは、 バサミンガー と呼ばれ研究、改造されていた。
− 研究所 −
- 千斉 幕僚長
- 「どうだ?」
- 物干 博士(バサミンガープロジェクトリーダー)
- 「・・・、生きた巨大洗濯バサミじゃなぁ、こりゃ。」
- 千斉 幕僚長
- 「何だと?」
- 物干 博士
- 「まぁ、これを見てくれ。」
- 千斉 幕僚長
- 「これは?」
- 物干 博士
- 「 バサミンガー の体から検出された、生物の遺伝子DNA によく似た物じゃ。」
- 千斉 幕僚長
- 「これが、生物だと言うのか?」
- 物干 博士
- 「いや、わからん。それに、どうやって動いとるのか見当も付かんわい。」
- 千斉 幕僚長
- 「では、兵器としての改造は無理だと・・?」
- 物干 博士
- 「出来るだけの事は、やってみるがの・・。」
− 1年後 −
− 防衛庁 −
- 自衛隊通信士
- 「名駅前、バサミロボ出現!!街を破壊しながら北に向かってます!!」
- 千斉 幕僚長
- 「1年前と同じだな。一体何者なんだ、あの洗濯バサミ達は・・。」
- 自衛隊通信士
- 「総理から、出動命令が出てます。」
- 千斉 幕僚長
- 「よし、陸上自衛隊に出動命令を出せ!!」
- 自衛隊通信士
- 「了解!!」
- 千斉 幕僚長
- 「やはり、バサミンガーは間に合わなかったか・・。」
- 自衛隊通信士
- 「物干 博士から連絡が入ってます。」
- 千斉 幕僚長
- 「何?!」
- 物干 博士
- 「バサミンガー 使ってみるか?」
- 千斉 幕僚長
- 「完成したのか?!」
- 物干 博士
- 「まぁ、そんなとこじゃ、強化改造もしてあるぞ。」
- 千斉 幕僚長
- 「そうか、では、バサミンガー 大至急出撃準備してくれ!!」
- バサミンガープロジェクトチーム
- 「AIプログラム、チェック完了!!各ジョイント調整終了!! バサミンガー 始動!!」
- 自衛隊通信士
- 「バサミンガー目標まで、あと5分で到着。」
- 千斉 幕僚長
- 「しかし、よく完成したな。」
- 物干 博士
- 「まったく専門外じゃったわい。」
- 自衛隊通信士
- 「バサミンガー目標到着、戦闘に入ります。」
- 千斉 幕僚長
- 「で、奴等は・・・・?」
- 物干 博士
- 「・・・、九十九神、妖怪じゃよ。」
- 千斉 幕僚長
- 「九十九神・・・?!」
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