− 第44話 生乾き −





モノゲン
「この瞬間を待っていた!!」
アリエール
「あの坊や、まだうろついていたの!」
ラ・スカル
「何をしておる、モノゲン!」
ススギンガー
「新たなる強敵が誕生してしまった、次の手を打たねば。」
 
 




 

バサミンガー
「アイツ、まだ生きてたのか?!」
バウンス
「ファーファ、俺よりもアタックの兄貴を・・。」
バサミンガー
「うるせぇ、お前は黙ってろ!」






モノゲン
「誰だ、オレの意識を浸食するヤツは・・。」
???
「こんな体では足りぬ・・、もっと体をぉぉぉぉ。」
ボーナス
「な、何をする・・・。」
サーフ
「何故、貴様ごときに我々が・・。」
 






バサミンガー
「とりあえず、ここにいろ。」
バウンス
「すまん、ファーファ。」
バサミンガー
「人間、コイツに触るんじゃねぇぞ。」







 
ビーズ
「我が名はビーズ、センザイン、アクロンと共にブルーダイヤを構成する者なり。」
バサミンガー
「モノゲンの野郎、また体を乗っ取られやがったな。」





ビーズ
「我の意識を封じ込めていた者よ、我と勝負しようではないか。」






バサミンガー
「貴様を倒してもう一度パールパワーを手にしてみせるぜ!」
ビーズ
「愚か者が、自らの体で体験済みであろう、この力には勝てぬと。」





 

ススギンガー
「久しぶりと言った所か、ランドリーファーファ。」
バサミンガー
「アンタ、何者だ?」
ススギンガー
「かつて豪腕武神と呼ばれた者と言えばわかるかな。」
バサミンガー
「何だと?!お前に人格なんてあったのか。」
ススギンガー
「私は海の向こうの人間によって再生された、この人格は豪腕武神の記録を人間が作った人工知能にリンクさせて出来ている。」
バサミンガー
「そう言えば、意識がちょい吹っ飛ぶとその人工知能とやらにリンクしてバサミンガーって名乗っちまうな。」
ススギンガー
「先程、私を再生した人間達と手合わせしたが、人間自体の力はまだ未熟であった。」
バサミンガー
「だから、人間を守れって言いたいんだろ。」
ススギンガー
「その為なら力を貸そう、ランドリーファーファ。いや、バサミンガー。」





 





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