− 第6話 家事手伝い −


−バサミンガー 対 セン・ザイン の翌日−

バサミンガープロジェクトチーム
「被害地域の報告をいたします。」
物干 博士
「おぉ、頼むぞ。」
バサミンガープロジェクトチーム
「”ランドリーバサミンガー”の”バイオランドリー”によって、漂白されたこの一帯は地面、建築物等、柔らかくなっており このままでの使用は無理かと・・。」
物干 博士
「真っ白仕上げに、やわらか仕上げか・・。」
バサミンガープロジェクトチーム
「あと、このあたり一帯に、細菌 及び ダイオキシン等 の有害物質の反応がありません。」




物干 博士
「バイオランドリー、地球環境に やさしい技じゃな・・。」
千斉 幕僚長
「しかし、我々には少々厳しいな・・・。」
物干 博士
「で、これから”バサミンガー”をどうするつもりじゃ。」
千斉 幕僚長
「どうするも、こうするも、当の本人は あれから眠ったままで、我々の敵か味方 かも分からん、何とも言えん状態だ。」
物干 博士
「しかし、コイツにっとって”センダーク帝国”は敵のようじゃし、何とかなるんじゃないのか。」
千斉 幕僚長
「あぁ、何とかなればな・・・。」





− センダーク帝国 −

アクロン
「モノゲンよ。」
モノゲン
「お呼びか。」
アクロン
「今回、”ファーファ”を含む反逆者共の抹殺の為に、貴様の一撃必殺の腕を借りたい。」
モノゲン
「な、なにぃ!!ファ、ファーファが生きとるちゅーんか!!」
アクロン
「そうだ、貴様にっとって最大の邪魔者だった”ファーファ”は、まだ生きている。」
モノゲン
「俺が、”ダースキング”様の冬眠後、第1次地球洗浄兵に抜擢され作戦が成功すれば、幹部の座に着けると言う時に、”アリエール”の後押しにより”ファーファ”が選ばれ、俺はその役から降ろされた・・。しかし、”ファーファ”は人間に あっけなく倒されたはずだ!!」




ボーナス
「全ては 反逆者”アリエール”のシナリオ通りに事が進んだのだ。”ファーファ”をどう言いくるめたかは知らんがな。」
アクロン
「そして、何も知らぬ人間共は、”アリエール”の計画通りに”ファーファ”を回収した。さらに、人間の科学力が”ファーファ”と融合するまでの研究期間の1年、我々が地球に攻め込めぬよう”アリエール”は内乱を勃発させた。」
ボーナス
「やがて内乱は治まり先日、第2陣の”セン・ザイン”達が地球に降りたが、”アリエール”の”まぜるな危険理論”により”ファーファ”は”皇祚パワー”を発動”セン・ザイン”は、その前に倒れ、”トップ”は行方不明となった。」
アクロン
「どうだ、今回 成功すれば 空いた”セン・ザイン”ポストをお前にやろうではないか。」
モノゲン
「面白い。この任務受けた。」





− 数日後、愛知県名古屋市 −

アクロン
「モノゲンよ、”ファーファ”が出て来たら一撃で仕留めろ、ヘタに重傷を負わせ”ドライ化”でもされたら”皇祚パワー”を発動し、我々に勝ち目はなくなる。」
モノゲン
「分かっている、奴など 俺の”牛丹生切剣”(ぎゅうにゅうせっけん)で一刀両断だ!!まぁ、”皇祚パワー”を発動した”ファーファ”ってのも、倒してみたいがな。」




アクロン
「”皇祚パワー 3分の1コンパクト”発動!!」
モノゲン
「最高幹部のみ使える”皇祚パワー 3分の1コンパクト”か。」
アクロン
「”バイオランドリー コンパクト!!!”」
モノゲン
「!!!」




アクロン
「何?!」
モノゲン
「くっ、来たか”ファーファ”!!」
アクロン
「いやっ、違う!!」




アタック
「勝手に洗濯するんじゃねぇよ。まだ、人間には ウチ の仕事を手伝ってもらわなきゃいけねぇんだからよ。」
アクロン
「貴様、反逆者の生き残り”アタック”!!」
モノゲン
「反逆者の残党か、準備運動にはちょうどいいな。」







第7話 不快指数 100% へ

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