− 第9話 全自動戦択機 −


― 自衛隊センダーク帝国対策本部 ―

自衛隊通信士
「センダーク兵同士の戦闘による被害拡大しています!!」
物干 博士
「奴等、仲間割れでも起したのか?」
自衛隊通信士
「!!!、何者かが通信回線に割り込んできます!!」




アリエール
「お初にお目にかかりますわ、人間の方々。」
千斉 幕僚長
「セ、センダーク?!」
アリエール
「私は、センダーク帝国 反乱軍 指導者”アリエール”。」
千斉 幕僚長
「反乱軍だと?」
アリエール
「そう、センダーク帝国と敵対する者。」





千斉 幕僚長
「我々の味方なのか・・?」
アリエール
「それは、あなた達しだいね。」
千斉 幕僚長
「どういう事だ?」
アリエール
「”ファーファ”いえっ、”バサミンガー”を、こちらに引き渡していただきたいの。」
物干 博士
「”バサミンガー”を渡せじゃと?」
千斉 幕僚長
「”バサミンガー”を渡したら我々に協力してくれるというのか?」




アリエール
「そうよ、悪い話じゃないと思うわ。」
千斉 幕僚長
「あぁ、だが証拠が見たい。」
アリエール
「とりあえず、挨拶代わりに”アタック”が帝国の侵略を防いでるはずよ。」
千斉 幕僚長
「奴等の事か・・、分かった。だが”バサミンガー”は眠ったままで動かないのだが・・。」
アリエール
「承知のうえよ。その子は”全自動戦択機”のお試し品、解剖データさえ回収出来れば用は無いわ。」





― 愛知県 名古屋市 ―

アクロン
「私の超装甲はこんな物では破壊できん。」
アタック
「だが、いつまで耐えれるかな。」




モノゲン?
「グググ・・・。」
アクロン
「な、何だ?!!。」
アタック
「あれは”モノゲン”、変化(へんげ)してやがる!!」
アクロン
「捨て駒の”モノゲン”が変化しただと?」




― 自衛隊センダーク帝国対策本部 ―

自衛隊通信士
「黒のバサミロボ、形態を変化させ戦線復帰しました!!」
アリエール
「”モノゲン”が変化ですって?!そんな馬鹿な・・。」




バサミンガープロジェクトチーム
「”バサミンガー”エネルギー値、上昇始めました!!」
物干 博士
「何じゃと?!!」
バサミンガー
「グ、グワァァァ!!!!!」
バサミンガープロジェクトチーム
「”バサミンガー”起動しました!!」
アリエール
「そんな、”ファーファ”まで・・・。」







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