− 第34話 完創記(かんそうき) −





ハレルヤはラ・スカルの体を使い要塞を再生、傷を癒す為に要塞のコアで眠りについた。
そして・・・。
 




 

 

 

 

 

 

 

ラ・スカル
「お・俺は・・・まだ生きている・・・のか。」
セン・ザイン
「お目覚めになられましたか。」
ラ・スカル
「誰だ・・。」
セン・ザイン
「私の名は、”セン・ザイン”。貴方の持たれていた”ブルーダイヤ”の一部ゴールドパワーから生まれた者です。」
アクロン
「そして、私は”アクロン”。シルバーパワーから生まれた者です。」
ラ・スカル
「フフフフ・・、そうか・・、一部だが”ブルーダイヤ”はまだ我が手中にあると言う事か。」
 





ラ・スカル
「地球に再生した生命よ、貴様達の記憶に刻まれた聖なる形。それを手にした時、我は必ず戻ってくる。」
 
 





ハレルヤ
「それから長い歳月が経ち、やがて人間は洗濯バサミとして聖なる形を手にする。」
アリエール
「まさか、聖なる形があんな使われ方をするとは当の”ラ・スカル”も思わなかったでしょうけどね。」
ハレルヤ
「だが、それは”ラ・スカル”にとって聖なる形の大量生産と言うかえって好都合な状況を生んではいるがな。」
 





 
ハレルヤ
「”ラ・スカル”はその地球にあふれた洗濯バサミを回収し、まずは”セン・ザイン”と”アクロン”に体を与えた。」
アリエール
「なるほどね。」
ハレルヤ
「その後は、要塞から抽出した洗獣達のDNBと洗濯バサミを融合させ次々と兵士達を作り上げていった。」
ハレルヤ
「中には我が再生させた、”ソフラン”や”トップ”などの例外もいるがな。」
アリエール
「そして、あの”ファーファ”は自力で再生したって訳ね。」





 
ハレルヤ
「だが、別の方法で誕生した者もおる。」
アリエール
「それは、誰の事かしら。」
ハレルヤ
「”アリエール”、お前だ。」
アリエール
「つまらない冗談ね。」
 






ハレルヤ
「冗談だと思うか。”ノア”は万が一の事も考えて”ブルーダイヤ”を無力化する力も作り上げていた。」
アリエール
「それが、私とでも言うのかしら?」
ハレルヤ
「”アリエール ジュエルウォッシュ”それが貴様の本当の名だ。」
 





アリエール
「やっと、私をここに呼んだ理由が分かりそうね。」
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 



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